ユニレート加工 ユニレートは、ポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)を主原料に、ガラス短繊維、無機フィラー等を充填複合し、押し出し成形後、加熱積層プレスを行った板材料です。 ナイロン、ポリアセタールなどの熱可塑性樹脂板に比較して、耐熱性、電気特性、強度、寸法安定性に優れます。 電気絶縁用途では熱硬化性樹脂積層板と比較して吸水性、電気特性、加工性が著しく改善されています。 ユニレートは競合材料に比べ素晴らしい性能を持っています。特に、絶縁性、低吸水性、剛性、耐熱性などの基本特性に優れます。 ユニレートの特性 耐熱温度:120℃ 比重:1.63 耐熱性:自己消火(UL94HB) 耐薬品性:【耐酸性 ○】【耐アルカリ性 △】【耐溶剤性 ○】 長所:絶縁性、低吸水性、剛性、耐熱性 短所:耐アルカリ悪、耐磨耗性 ユニレート加工の製品例 紙べークからの切り替えとしてユニレートを提案。 紙ベークに比べて吸水性が低いので、ユーザーにとってメリットが多い。 MCナイロンでは寸法安定性が悪いという事で、ユニレートを提案。 ユニレートの特性と、精密加工による高品質な製品を提供する事によって、ユーザー様にご満足いただけました。 ユニレートの物性 メーカー(ユニチカ│ユニレート)ページをご参照下さい。